北海道の冬の寒い部屋の利点。
一昨日の日曜日、以前の勤め先で一緒だった子が遊びに来る事になり、
土曜日は久々にパン生地を捏ねました。
パン作りの本とか見ると、大概の場合パン生地は捏ねたらその日のうちに
一次発酵→成形→二次発酵→焼成、だと思うのですが、たまたま見掛けた
パン屋さんにお勤めだったどなたかのブログで
『生地を捏ねたら冷蔵庫で一晩発酵』
という、いわゆる『オーバーナイト発酵』という方法を知り、
それからというものパンを焼きたくなったら捏ねた生地を一晩発酵させて
翌日切り分け→二次発酵→焼成、という方法を取るようになりました。
ただ、、、冷蔵庫だと発酵後の生地の膨らみ方を考えないといけないので、
フツーの生地とライ麦生地と、、、という風に分けたりして作ると
冷蔵庫の中でそこそこ場所を取るのが難点。
ですが。
冬はとっても楽。
北海道に住む方なら多分お解りになっていただけるかと思うのですが、
リビングなど普段みんなが集まる部屋はガンガンストーブ焚いたりしてても
ほとんど火を焚かないひんやりした空気の部屋が、かなりの確率で存在する
と思うのです。
凍らない程度に寒い部屋(笑)。
そこに冬みかんの箱を置いてたり、冷蔵庫代わり(笑)。
なので、土曜日に生地を捏ねたらその部屋に持って行き一晩発酵させ、
その後の作業は日曜日にのんびり、、、(笑)
ちなみにこのオーバーナイト発酵、しっかり生地を捏ねてあげてからの
一晩かけての発酵は焼き上がったパンがホントに美味しくなります。
焼いて2~3日経ってもモサッとしないのです。
今回のパンも残してあったものを今朝食べましたが、トースターでちょっと
温めてあげると焼きたての時のようにふんわり。。。
どうやら時間をかけてあげる事でグルテンのつながりが強くなるらしいです。
日清の強力粉の袋を見ると『200回は叩け』との事なので、少なくとも
200回は叩いて捏ねてを繰り返してあげる事が必要ですが、捏ねたら
一晩ほったらかしでも生地はゆっくりじっくり発酵してくれてラク(笑)。
パンを焼くとなると材料は?とか時間の余裕のある時に、とか、
取っ掛かりまでが億劫だったりしますが、捏ねたらほったらかし。
そしてめちゃくちゃ美味しい。
オススメします。