先週のライ麦パン。
先週は久々にライ麦パンを焼きました。
というのも、お菓子作りなどの動画を探している時に
『捏ねないパン』の手作りパン動画がたくさんあり、
ずっと気になっていたのです。
材料を捏ねるのも、ボウルの中の材料をへらを使って
こねこねと捏ねるだけ。叩いては捏ね、ではないのです。
捏ねて暖かい部屋で少し発酵させたら1~2回ガス抜きを
しては捏ね直し、そしたらあとは寒い場所(通常は
冷蔵庫の野菜室でしょう、でも我が家は北海道あるある的
『寒い部屋』利用です、笑)で長い時間をかけてゆっくり
発酵させます。その後二次発酵させて焼きます。
というわけでこの工程は寒い部屋でオーバーナイト。
すると、叩いて捏ねてでなくとも長時間発酵によって
しっかりグルテンが形成されるようで、パンの
焼き上がりがふんわりとしています。
また、焼いた当日より1日2日と日にちが経った場合の
状態はどうなのかが気になっていたのですが、3日めに
トースターで少し温めて母にも半分こして食べてみて
もらい、まだ充分柔らかいという結論に至りました。
ただ、このパンの場合強力粉にライ麦粉と全粒粉を使って
いて、強力粉のみのものよりちょっとモサモサ気味。
ならば強力粉のみでこの方法にしたらどうなるかなぁと。
叩いて捏ねて長時間発酵させた場合、自分で言うのも
何ですがびっくりするくらいふわふわで、2~3日後も
めちゃくちゃ美味しいのです(焼き立てのふわふわの状態
で食べると口の中でとろける感じが一瞬『生焼けじゃない
よね?』と見返してしまうほど柔らかいのです)。
『捏ねないパン』が長時間発酵で同じような柔らかさを
保ってくれるなら、叩いて捏ねての労力は必要なくなる
し、ベチベチと振動や騒音を立てずに済みます。
という事で。
今日は強力粉のみの生地を捏ねてみました。へらで
ひたすらこねこねしたら少し発酵させてはガス抜き、を
2回繰り返した後、寒い部屋でオーバーナイトです。
続きはまた明日。さぁどうなるでしょ~。
写真のパンは上がチーズとクルミをごろごろ入れた
ちぎりパン、下は何も入れないプチパンです。