岐路の先に待つもの。
先週の外科外来では患部の状態を見られるという事もなく、
切り出されたのは
「次は５年間のホルモン療法を受けてもらおうと考えています」
という話。
ノルバデックスというホルモン剤を使うそう、、、
思わず
「え。５年間飲むんですか？」
と言ってしまってました、、、
それというのも、むかしから婦人科系の調子がずっとおかしくて、
月経過多になって貧血を起こしたために増血剤を打ちに通院したり、
ホルモン剤を出されて副作用に苦しんだり、という事があったから。
ここ数年、ようやくフツーの人らしくなってきたかと思ってたのに。。。
５月１６日に採血でまた外科外来へ行く事になりましたが、
飲むか飲まないか考える時間も必要だろうからその時までに
考えて、との事。
「何か質問ありますか」
と言われたけど、何をどう訊いたらいいものかもよくわからず、、、
ただ「いえ、ありません」と答えて帰って来てしまいました。
、、、あれから１週間。
私のたどり着いた答えは
「ホルモン療法はしない」。
ネットで情報を漁りまくり、闘病半ばで亡くなってしまわれた方の
ブログが近しい方の代筆の挨拶文によって締め括られていたりするのを
見て死への恐怖を感じたりもしましたが、、、
結局、考えても仕方のない事かなぁ、、、と。
人がこの世に降りてくる時、抱えて来たカリキュラムがあるとしたら、
それを終える時が寿命なのかも知れない。
それなら。
副作用の苦しさ、別の病気や症状を併発する可能性、薬を飲んで
心が壊れる事の方が私には恐怖だと思える。
カリキュラムを終える前に別の選択をしてしまいそうな気さえ
するから。
私は弱い人間だから。
今は、私にとってこの答えで正解。
そう思っています。
