地域による訛りのちがい。
今回のオリンピックでカー娘の北海道訛りが話題となっていましたが、
北海道とひとくちに言ってみてもなかなかに広いもので、、、
地域によってちょっとしたちがいがあります。
昨年、道内の各出先の職員が会議のために札幌に集まったのですが、
その時に訛りに関する話になってわかったのが内陸部と太平洋沿岸の
地方に訛り言葉にちがいがあるという事。
よく
『したっけ』
という言葉が使われるのですが、内陸部ではどうやら
『じゃあね』
『バイバイ』
の意味で
『したっけねー』
と言うそうなのです。
が、私の住む海沿いの地方では『したっけ』は
『そうしたら~だった』
というような時の『そうしたら』の意味で使うのです。
『したっけなんもさ
(そうしたら ・ ~~と思ってたら、そうじゃなかったのさ)』
『したっけさ、(そしたらさ、)』
というような使い方なのです。
それなら『じゃあね』・『またね』みたいな使い方の言葉はというと、
『したらね~』
となり、『それじゃまたね~』という意味の言葉として充分事足りるのです。
この話については道東の方は
『ウチも“したらねー”だよ~』
と言い、旭川の方は
『こっちは“したっけ”だわー』
と。
他に、水などに何かを溶かすために混ぜるような時に
『かまかす』
という言い方をするのですが、帯広の方が言うには
『かます』
という言い方になる、と。
『潤かす(うるかす、と読みます)』
は共通していて『水などに浸けてふやかす事』。
そんな訛りについて話してひとしきり盛り上がったのですが、
びっくりしたのはそのうちのひとりが
『ウチの小学生の姪っ子ね、北海道で生まれ育ったのになのに
“かまかす”がわかんなかったの、、、』
と言った事でした、、、orz
世代のギャップ、なのかなぁ、、、?