パンを焼きながら思う事。

ここのところ米粉パンを焼き、小麦粉のパンを焼き、、、

ぼんやりと思っています、、、

どうしてこんなド素人の私にもちょっとした工夫でういろう状態を脱出して

簡単に焼けるグルテンフリーの米粉パンを、パン屋さんは作って売ろうと

しないのか、と。

小麦粉のパンの方が余程手間が掛かるんですよね、、、２００回捏ねるとか。

米粉パンはぐるぐる手早く混ぜるだけ。

確かにコストの面では小麦粉に勝てないのかも知れません。

食感も風味も確かに全然ちがい、ふんわりしっとりな小麦粉のパンのようには

なかなか出来かねます。

一応ふっくら焼き上げる事は出来ますが、食感にはやはりお米のもちっと感が

残ってしまいます。

が、これだけ小麦粉や卵、乳製品へのアレルギーのある子達が増えてきている

世の中で、需要は確実に増えているのにパン屋さんではほぼ見掛けません。

良くて『米粉をブレンドしました』という小麦粉のパン、、、

『米粉パン』と商品の札に書いてあるため『米粉１００％ですか？』と

お店の方に伺うのですが、必ずと言っていいほど『米粉をブレンドしただけ』

のものばかりなのです。。。

妹はネットで米粉パンを購入していますが、ミニ角食のお値段が１本で

７００円もします。

ちなみに最近、Ａｍａｚｏｎのコマーシャルで米粉のパンを焼いて上げた、

という内容のものが流れていますが、ただ米粉を使うだけでは型に入れて

焼くより他にないんですよね、、、

でも一次発酵から丸めて、とか変わった形に、とか成形パンを作りたかったら

サイリウム・ハスクを入れるというのをどこかで見掛けました。

そんな風にだんだんと進歩していく米粉パンを、パン職人と言われる方々が

より良く作ろうとしたならきっと素晴らしいものが出来上がるはず。。。

お米の国のお米のパン。

良いと思うんですけどね、、、