ただいま、実験中。

行き当たりばったりで作った何かをちょっとずつ載せていきます。。。

退院しました。

22日に入院、23日に手術。
乳がんは糸を切らないうちに退院というものらしく、抜糸しないまま
今日退院して来ました。

今まで入院しての手術なんてした事がなかったので、入院生活は何から何まで
初めて尽くし。

全身麻酔もあんなによく効くものなんですね。。。
よくドラマなんかでクロロホルムを嗅がされてふわっと落ちるシーンとか
見た事がありましたが、、、
手術台に仰向けになった状態でわらわらと支度が進められ、口元には
酸素マスク、そして

「酸素と一緒に眠くなる薬入りますからね~」

と言われながら手の甲に点滴の注射針を挿されて

「痛い!!!」

と思った辺りでふわっと落ちたようです(笑)。

前日の入院日の夜9時以降は手術の翌日の朝まで絶食、そして
病室のベッドに横になっていても意外と色々な物音が
聞こえて来るもので眠ろうにもなかなか寝付けなかった
いう事もあってか、ただただ夢まで見ながらがっつりよく寝る人に
なっている(笑)、その間に全てが終わっていて。
夢の途中で突然パチッと目が覚めたら

「はい終わりましたよ~」

と声を掛けられ、酸素や麻酔を送るためにいつのまにやら
気管挿管されていた管をいきなりガッと引き抜かれると、
まるで肺がベコッと凹まされたかの様に息が出来なくなりまさに悶絶。

その後何名かの方々の手によって「ハイッ」てな具合でストレッチャーに
乗せられて病室に戻され、「ハイッ」てなカンジでベッドに寝かされ、
さくさくとベッドの左右両側に落下防止の柵が取り付けられ、点滴やら
心電図の線やらもろもろ付けられ、あっという間に皆さんは去って行かれました。。。

その後、翌日まではそのまま横になった状態で過ごす他はない、わけ
のですが、、、

ベッドに仰向けに寝かされたままずっと同じ姿勢でいるうち、だんだんと
足腰に痛みが、、、
消灯後も動かない方が良いかもと我慢していたのですが、
血栓が出来ない様に特殊なソックスを履いている足の踵は
どうしたものかと思うほど熱さと痛みを感じる様になり、
その足腰の痛みはもう手術の傷口の痛みなどどうでもよくなるほど。

「これって寝返り打っちゃダメ?ダメなのか???」

と思いつつ踵だけちょっと動かしてみたりするのですが、どうにも
誤魔化し様がありません、、、
とうとう、何時なのかもよくわからない真夜中に点滴の様子を見に来た
看護師さんに

「寝返り打ったらダメですか」

と聞いたら、

「大丈夫ですよ。手術した方が下にならないように、、、」

との事。

あぁ、、、これで思う存分寝返りが打てる、、、!!

落下防止用の柵を右手でガシッと掴み、思い切り引っ張って身体の右側を
下にします。

あー、、、楽だ、、、これだよこれ、、、

、、、ただ、我慢し過ぎたのかなかなか痛みは引かず、、、
結局ひと晩中ごろごろ、、、ごろごろ、、、と右手で柵を掴んでは
仰向けにになったり横向きになったりを繰り返し続けたのでした。